実際に制作を開始^ ^
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2021.02.17追記
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生産管理システムを作ってみる<制作開始>vol.3
小さな革新の積み重ねで作業時間を10分の1に、人生の充足時間を10倍に。
どうも、セルフ制作システム導入サポートのながにぃです^ ^
vol.3にして早速FileMakerによる生産管理システムを作り始めてみます。
本当はもう少し綿密に設計したり仕様を詰めた方が良いと思います。
生産管理システムを作る前準備<設計と仕様>vol.2
生産管理システムの簡単な一覧画面を作る<初めての画面制作>vol.4
ただ、一般的には設計も仕様もあまり面白くない作業です笑。
なのでここではFileMakerの魅力でもある、作りながら臨機応変に仕様を固めていくという方法を取っていきます。
※本記事はFileMaker(ファイルメーカー)初心者/初級者の方向け(未経験~おおむね2年未満)に書いています。
<もくじ>
- 生産管理する製品と工程の確認
- 新規ファイルを作成
- フィールドを追加していく
- とりあえずエクセルっぽい画面にしておく
- まとめ
<登場するトピック>
- 新規ファイル作成
- 主キー
- シリアル番号
- UUID
- 表形式
生産管理する製品と工程の確認
#製品:壁掛け水墨画はがき
#生産工程:
受注 → 材料確認(はがき/筆ペン/はがき掛け) → 描き入れ製造 → セッティング/梱包 → 納品
#目指すシステム:
『受注から納品まで一気通貫した管理システム』
#環境:Window10、FileMaker Pro Advanced 18
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新規ファイルを作成
前回vol.2の記事では、まず2つのテーブルから作っていきましょうと書きました。
- 受注/納品(オーダー)テーブル
- 顧客テーブル
では実際に作っていきます。
FileMakerを開いて「作成」>「新規」で新しいファイルを作成し、名前を付けて保存します。FileMakerの拡張子は「fmp12」です。(2020年2月現在)
ファイルを保存すると、「データベースの管理」画面が開きます。
この画面はFileMakerの心臓部とも言えるものです。

いくつか、変更します。
「主キー」がありますが、それを「生産管理ID」という名称に変更します。
さらに「オプション」を開いて、「計算値」のチェックを外し、「シリアル番号」にチェックを入れます。

少し脇道にそれます。
最初の「主キー」だったときの「計算値」には何が設定されていたかというと、「E47E7AE0-5CF0-FF45-B3AD-C12B3E765CD5」のようなランダムな固有の ID (重複しないID)が割り当てられるようになっていました。
これはレコードが作成されると自動で作られる文字列ですが、人間の目で見て少々分かりづらいので、「シリアル番号」(いわゆる連番)に変更しました。
例えば、2020/02/20に受注した内容のIDが「E47E7AE0-5CF0-FF45-B3AD-C12B3E765CD5」になっているよりは、ID:「24」などの数字のほうがデータを見たときに確認しやすくなります。
UUIDがどのように展開されるかを確認したいときは、新規ファイルなどを別で作ってみて、デフォルトの「主キー」のままレコードを作成して確認してみてください。
実際のデータを見ることで「これがUUIDか」とわかると思います。
次にテーブル名を変更しておきます。
「テーブル」タブを開き、「生産管理」という名前にして「変更」します。

フィールドを追加していく
では「生産管理」に必要なフィールドを追加していきましょう。
効率化のため、必要な項目をあらかじめエクセルでリストにしておき、コピペして作りました。
最後に上述の「生産管理ID」フィールドのタイプを「数字」に変更しています。

とりあえずエクセルっぽい画面にしておく
フィールドは追加したものの、画面がのっぺらぼうになっています。
一旦、「表形式」というレイアウト形式にしてみます。そしてメニューの表示から「レイアウトモード」にして、左側のフィールドピッカーからすべてのフィールドをレイアウト上にドラッグします。

それが出来たらメニューの表示から「ブラウズモード」に戻します。

レコードもいくつか作成してみましょう。
データが作られる様子が「見える」と思います。
まとめ
vol.3はここまでにしておきます。
ひとまずFileMakerで生産管理ファイルを作成し、フィールド追加まで行いました。
フィールドについては、本来は制作の前準備のときにしっかり決めておいた方が良いです。
そうすれば建設的に制作を進めることが出来るし、テキストなのか数字なのかといった詳細も途中で迷わずに作れます。
もう一つ良いことがあって、項目をエクセルにまとめておいてインポートすることでパッとフィールドを作ることも出来ます。
それは次回以降の顧客テーブル作成のところでトライしてみます^ ^
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それでは今日も良い一日を♪
(次の記事)
生産管理システムの簡単な一覧画面を作る<初めての画面制作>vol.4
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