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【やや初級向け】見た目の数字を3桁カンマ区切りにする|スクールでは教えてくれないファイルメーカー(FileMaker)


【やや初級向け】スクールでは教えてくれない、かゆい所に手が届くシリーズ:「ファイルメーカー (FileMaker) で、見た目上の数字(金額)を3桁カンマ区切りにしたい」※追記あり

作業時間を10分の1に、人生の充足時間を10倍に。小さな会社・店舗のための"かかりつけSE"ながにぃです。(ながにぃプロフィール



エクセルやパワーポイントなどはスクールも多いですが、ファイルメーカー (以降、「FileMaker」) のスクールはそれほど多くないですよね。
FileMaker のスクールに僕は通ったことがないのですが、どういう感じで教えてくれるのでしょうか?
僕は FileMaker のレクチャーを仕事にしているので、教材や教える内容、進め方にはとても興味があります(*'ω' *)


ということで、今回は数字を3桁カンマ区切りに「見せる」方法をやってみましょう。




数字を3桁区切りに「見せる」方法


例えば販売管理、売上管理、現金出納帳、請求書、納品書など、金額を扱う機会はたくさんあると思います。
エクセルであれば、昔から3桁カンマ区切りが用意されているので、ググれば割とすぐ方法が見つかります。
そういう小回りが利く点ではエクセルは便利ですよね。

では、FileMaker ではどうするか。
FileMaker 自体、ネットではそんなに情報が多くはないので、ご紹介したいと思います。







数字フィールドに、金額「1296000」が入っています。

129万6千(円)です。

データベースの値としては「1296000」でまったく問題はないです。
でも金額として見るときに、3桁区切りじゃないと桁を間違えたりするし、なによりも気持ちが悪いと思うんじゃないでしょうか?



「1,296,000」というふうに表示された方が、間違いはないし、自分だけではなく人にも見せることができる表示になります。


3桁区切りを入れる方法

直接カンマを入力することが出来ます!



いやいや、でもこれはやってはいけません。(入力は出来るけど)

これはどうにも出来なくて仕方なく仕方なく、最後の最後の最後の手段であって、本来はやってはいけません。
数字データに余計な文字が入ってしまいます。FileMaker の内部で誤作動をしないとも限りません。




ではどうするか。
「見た目」だけであれば、インスペクタにある機能を使うことで3桁カンマ区切りの表現を実現できます。




インスペクタ「データ」→「データの書式設定」→書式の「一般」プルダウンから通貨を選択します。



3桁区切りの前に、通貨記号を指定できるので見ておきましょう。
通常は初期値の「\ (¥)」で良いと思います。

そして「3桁区切りを使用」の部分です。これが本尊です。
ためらいなく、チェックを入れます。
入力欄には半角カンマが初期値で入っているので、通常はそのままで良いと思います。

はい、これだけです。これだけで見た目上は3桁カンマ区切りの数字になります。


↑クリックでYoutubeへ↑



半角カンマを別の文字に変更出来ます。例えば全角カンマにすることも可能です。

ちょいと実験です。
「1(*‘ω‘ *)296(*‘ω‘ *)000」←こんな顔文字もできるのでしょうか???





・・・できませんでした。。

どうやら1文字だけ指定できるようです。なのでせいぜいこんなところでしょうか。




このほかにも漢字の区切りなんてのもありますね。



この場合は「\ (¥)」の指定をブランク(空欄)にしてあげた方がよさそうです。


さらに、後ろに「円」を付けたいところですが、インスペクタにはそこまでの機能はないみたいです。(FileMakerはアメリカの会社・・・)

なので、どうにかして無理やり「円」を付けてあげる必要があります。

この場合なら、普通にテキストを追加してあげるだけで格好はつくと思います。(格好ついてるのかな?)




たったこれだけですが、知っていると小さな改革といいますか、だいぶ便利になるかと思います。


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追記
後ろに「円」を付けることが可能なので追記します。
「通貨」プルダウンから、記号が後ろに付いているものを選択し、「記号」欄に「円」を入れます。



これで、後ろに「円」を付けることができました!



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追記2
少し中級者以上向けになりますが、次の関数を使うことでも3桁区切りを入れることが可能です。

 NumToJText ( 数値 ; セパレータ ; 文字種 )

セパレータには「1」、文字種には「0」を指定します。
例えばこんな感じです。

 NumToJText ( 売上金額 ; 1 ; 0 )

フィールドオプションの計算式内で使ったり、ボタンバー内での金額表示など、インスペクタでは出来ないところでチカラを発揮します。
FileMaker はかゆいところに手が届く機能が満載なので嬉しいですね♪



余談:数字フィールドだけど文字も入ってしまう


直接カンマを入れることが出来ると上述しましたが、FileMaker はこれが出来てしまいます。
良いか悪いかではなく、ツールの「個性」でしょうかね(^^;

他のデータベースでは考えられない仕様のようです。通常はエラーを起こしてしまいます。
FileMaker の場合、知らん顔で受け入れてくれます。
※数字だけ入れられるように制限する機能はちゃんと付いています。知りたい方は質問箱などからお尋ねください。(ページ右上の方)

ちなみに、「Oh! 1,296,000 Yeah!」なんてのを金額に入れても、実は裏側では「1296000」を認識してくれるようです。
例えばその金額に999を足す計算をしてみると、ちゃんと 1296999 になるので。

でもやっぱり、数字フィールドにはきちんと数字だけを入れましょうね!




今日はこんなところで。




この記事は ながにぃ が書きました。あなたが抱えるお困り事を些細なことから聞いてくれます。どの業者でも聞いてくれなかった事があれば相談ができます。 Youtubeもどうぞ [↗]

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今日も良い一日を♪









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