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FileMaker導入を決めた後に考えること3つ

投稿内容:「FileMaker導入を決めた後に考えること3つ」


※本記事は2018年12月に投稿した内容です。情報が古くなっている箇所もありますのでご留意下さい。


はじめに



FileMakerを導入することに決めたとして、その後に考えなければならないことをまとめてみました。

本記事の前提として、社内に開発者がいない、あるいはITに精通した人がいない、としておきます。

FileMakerを見たことがある、聞いたことがある、触ったことがある、といった程度の中で、一体何をどうすればいいのか。

本記事がそんなあなたのお役に立てたら幸いです(=´▽`=)





まず、考えるべきことはざっとこんな感じでしょうか。

・ライセンス数
・システム環境
・FileMakerファイルの制作

これらのことは、ライセンス数つまり使う人数によって内容が異なってくるかと思います。

本記事では、ライセンス数が5~100程度と、ライセンス数が1のときの、それぞれの導入決定後に考えなければならないことをまとめてみます。





ライセンス数が5~100程度



ライセンス数が5~100程度、つまりFileMakerを使う人数が5人以上いる小・中規模体制の場合です。



◎FileMakerライセンス
──────────────────

「チーム向けServer(オンプレミス)」の年間ライセンスがあります。

5ライセンス 年間96,000円(月換算8,000円)※税別




オンプレミスとは、サーバー/ネットワーク/ソフトウェアを自社で導入・運用することです。

サーバーやネットワーク周りは社内に詳しい人がいない場合ハードルは若干高くなります。




「チーム向けCloud(AWS)」というものもあります*。

いわゆるクラウドを使うことになりますが、オンプレミスに比べて多少機能が制限されていますし、これも結局は相応の知識や経験が必要になります。

導入時のコストは抑えられると言われていますが、サーバー管理に費やす時間もコストだと考えると、割に合わない可能性が高いです。



*2020.08.04追記:
FileMaker Cloudがリリースされています。for AWSよりもコストが抑えられているので充分選択肢に入るかと思います。
FileMaker Cloudの無料評価版を試してみました! >




◎システム環境
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オンプレミスの場合、FileMaker Serverをインストールするための物理的なサーバーが必要です。

社内に置くタイプのものは、WindowsサーバーあるいはMacを用意する必要があります。

例えばFileMakerが推奨するスペックを満たそうとすると、次のような製品があります。




・Windowsサーバー


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Amazon価格 261,800円 (税込)*2021年8月時点



・Mac mini


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Amazon価格 96,710円 (税込)*2021年8月時点




5人くらいであれば、最初はMac miniという選択肢もありかと思います。




サーバーの設定・運用を社内でやるとなると、勉強しながら悪戦苦闘して経験値を積んでいくことになります。

時間をコストに換算すると、なかなか大変かもしれません。

そうですね、ITに関心の高い若手に託すというのは有効な手段です笑




もし社内だけ繋がれば良いという場合は、ローカルネットワーク内で済むためセキュリティ的には多少気は楽です。

外からもアクセスしたいとなると、ファイアウォールやルータのポート設定など色々勉強する必要があります。

ネットワークの部分だけ外部の業者にお願いするのも有りでしょう。





ちなみに、半クラウドとして自社にサーバーを置かない方法もあります。

例えば VPS というサービスがあります。

[PR] さくらのVPS for Windows Server

スペック低くても動きます。月額1,100円(年額12,100円)[税込]
*公式推奨スペックだとやや割高に。月額8,470(年額93,170円)[税込]


上場会社のさくらインターネットさんが運営していて、回線スピードもサーバーの安定感もあって安心感があります。サーバーは安定感と安心感がやはり重要なポイントです。

僕も重宝しているサービスです♪



ほかにオススメの VPS はこちら。
[PR] ConoHa for Windows Server

こちらも上場会社のGMOインターネットさんが運営しています。

回線スピードは未検証ですが、同料金でさくらインターネットよりも容量に余裕があるため、ファイルサイズやバックアップの点で安心感はあります。

ファイルが大きかったり、数が多い場合には有効な選択肢かと思います♪




サーバー以外では、当然クライアントPC(制作や作業するためのPC)が必要です。

Windows(7,8,10)かMacをお使いでしょうから、おそらくほぼ問題はないと思います。




端末デバイスとしてiPhoneやiPadが必要な場合もあると思います。

FileMaker Go 17が使えるのは iOS 11.2 以降なので、その点は注意が必要です。

FileMaker Goでは制作ができませんので、制作用のPCは必ず必要になります。





2020.08.04追記:
FileMaker CloudはWindowsやMacOSのサーバーは不要です。管理に多少制限はあっても管理するものを少しでも減らしたいのであれば一つの候補として充分考えられます。
FileMaker Cloudの無料評価版を試してみました! >





◎FileMakerファイルの制作
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もし社内で誰もFileMakerの制作経験がない場合、当然ですが知識ゼロ・経験ゼロからのスタートです。

運用中のエクセルがあれば、それをFileMakerに変換するところから始まるのかなと思います。




どこから始めていいかわかりませんので、まずは小さな業務からFileMakerファイルを制作していき、少しずつ作業の効率化や時間の短縮を図ることになるでしょう。

FileMakerの公式Webページには勉強のためのツールが豊富にあります。

無料のPDFガイドブックをダウンロードできるし、ウェビナーもたくさんあります。

このような独学で制作をする場合、それをコストと考えるかどうかはそれぞれです。

費用 年間0円~あなたの年収分 ※考え方次第





また、FileMaker公式の有償トレーニングもあり、認定資格を持った方が教えてくださるので内容は充実しているかと思います。




FileMaker 17 Master Training -初級コース- 費用:2日間 27,000円 (税込)

FileMaker 17 Master Training -中級コース- 費用:3日間 81,000円 (税込)

FileMaker 17 Master Training -上級コース- 費用:2日間 54,000円 (税込)

※詳細はFileMaker公式ページからお問合せ下さい。






ちなみにJBIのながにぃは独自のレクチャー手法によってFileMaker習得までの道のりが大幅に短縮できます。

より実践的に、あなたが使う運用ファイルそのものを手がけながら、初心者向けの知識や技術を同時並行的にレクチャーしていくからです。

週に1回、月に4回など、あなたのペースに合わせて一緒に制作していきます。




公式トレーニングのように一度にまとめて詰め込み学習をするか、レベルに合わせて必要な分を必要なだけレッスン+制作していくか。

あなたの状況に合わせてご選択するのが良いと思います。




◎ライセンス数が5~100程度のまとめ
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・ライセンス

「チーム向けServer(オンプレミス)」 5ライセンス 年間96,000円(月換算8,000円)※税別


・システム環境

Mac mini 85,000円 (税込)
 or
VPS for Windows Server 年間29,160円 (税込)


・FileMakerファイル制作

選択肢は様々





ライセンス数が1



それではライセンス数が1、つまりFileMakerを使うのは自分だけ、という場合です。


◎FileMakerライセンス
──────────────────

「個人向けFileMaker」でほぼ一択でしょうか。

FileMaker Pro Advanced 57,600円 ※税別


個人向けは新バージョンが出てもアップグレード出来ないのが難点です。

テスト開発で使う場合には、FileMaker Developer Subscription(FDS)がオススメです。

なんと、FileMaker Pro Advancedだけじゃなく、FileMaker Serverも付いてくるし、新バージョンが出た時にはアップグレードも出来ます。

年間9,000円 ※税別



詳細はFileMakerのWebページをご参照下さい。ながにぃにお問合せ頂ければお答えします。




◎システム環境
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サーバーはひとまず必要ないと思いますので、お使いのWindows(7,8,10)かMacで大丈夫です。

FileMaker Pro Advanced 17では、MacはOSがmacOS High Sierra 10.13またはmacOS Sierra 10.12が条件とされています。

外からアクセスする必要がある場合は、FileMaker Serverを導入するのが良いですが、遠隔操作のアプリを使用する方法もあります。

別途端末デバイスが必要な場合はiPhoneやiPadを用意します。

費用 とりあえず持ってるPCがあればOK




◎FileMakerファイルの制作
───────────────────

ここは上述の「ライセンス数が5~100程度」と同じです。

JBIでは法人だけでなく個人でもレクチャーも承っています。お問合せの際は具体的な内容を添えてメッセージください(^ ^)





◎ライセンス数が1のまとめ
───────────────────

・ライセンス

「個人向けFileMaker」 FileMaker Pro Advanced 57,600円 ※税別


・システム環境

費用 とりあえず持ってるPCがあればOK


・FileMakerファイル制作

選択肢は様々









いかがでしたでしょうか。

それぞれの状況によって、様々な選択肢があると思います。

もし何か不明な点があれば具体的な内容を添えてお問合せ下さい。コンサルも承っております。






今日も良い一日を♪



















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