FileMakerをチームで使うときの動作環境まとめ(Server・Cloud/Pro・Go・WebDirect)

FileMaker をチームで使う場合の動作環境をまとめました。
サーバー(FileMaker Server / FileMaker Cloud)と、各自が使うクライアント(FileMaker Pro / Go / WebDirect)の組み合わせを確認できるようにしています。
公式の動作環境がどうも忘れてしまうので備忘録として記録しています。


Index
  • チームで使うときの構成
  • ① サーバー:FileMaker Server を動かす OS
  • ② クライアント:接続できる FileMaker Pro・Go・WebDirect
  • チームで運用するときの注意

※本記事の情報は 2026年10月 現在のものです。

チームで使うときの構成


FileMaker を複数人で使うには、データを置いておくサーバー(ホスト)と、各自が使うクライアントが必要です。
サーバーは、自分たちで用意する FileMaker Server か、Claris が提供する FileMaker Cloud のどちらかを使います。

サーバー(ホスト)
FileMaker Server自社のサーバー機・VPS などにインストール
または
FileMaker CloudClaris が管理するクラウド
⇄
クライアント(各自の端末)
FileMaker ProMac / Windows
FileMaker GoiPad / iPhone
FileMaker WebDirectWeb ブラウザ

環境を決めるときは、①サーバー側の OS → ②クライアント側のバージョン の順に確認するとスムーズです。



① サーバー:FileMaker Server を動かす OS


FileMaker Server をインストールするサーバー機の OS です(クライアントの OS ではありません)。

FileMaker Server FileMaker Server を入れる サーバー機の OS
macOSサーバー機として Windows Server UbuntuLinux サーバー
Server 26(2026) Tahoe 26
Sequoia 15
2025
2022
24.04 LTS
22.04 LTSAMD64 / ARM64
Server 22(2025) Tahoe 26
Sequoia 15(22.0.4 以降)Sequoia 15
Sonoma 14(22.0.3 以前)
2022
2019
24.04 LTS
22.04 LTSAMD64 / ARM64
Server 21(2024)・サポート終了 Sequoia 15
Sonoma 14(21.1.1 以降)Sonoma 14
Ventura 13(21.0.2 以前)
2022
2019
22.04 LTSAMD64 / ARM6420.04 LTSAMD64
FileMaker Cloud Claris が管理する環境で動作し、OS の更新も Claris が行うため、サーバー機や OS の準備・管理は不要です。

・Windows Server は Standard Edition(デスクトップ エクスペリエンス)が対象です。Datacenter Edition は「動作するが十分なテストはしていない」扱いです。
・Ubuntu は Server 版が対象です。Desktop 版は「動作するが十分なテストはしていない」扱いです。
・新しい OS がリリースされても、Claris の対応表に載るまでは非対応扱いです。
・サポートが終了した古いバージョンは、順次省略しています。



② クライアント:接続できる FileMaker Pro・Go・WebDirect


サーバー(FileMaker Server / FileMaker Cloud)のバージョンごとに、接続できるクライアントです。

サーバー FileMaker Pro FileMaker Go FileMaker WebDirectWeb ブラウザ
Server 26(2026) 26 ・ 22 26 ・ 22 ◎
Server 22(2025) 22 ・ 21 22 ・ 21 ◎
Server 21(2024)・サポート終了 21 ・ 20.3 ・ 19.6
19.5 ・ 19.4.2
21 ・ 20.3 ・ 19.6
19.5 ・ 19.4.2
◎
FileMaker Cloud常に最新版 最新の FileMaker Server と同じ ◎

・WebDirect の対応ブラウザ:パソコンは Safari・Chrome・Edge、スマホ・タブレットは iOS / iPadOS の Safari と Android の Chrome です(Firefox は対象外)。必要な最低バージョンはサーバーのバージョンに合わせて随時更新されるため、ブラウザは常に最新版にしておくのが基本です。FileMaker Server の Admin Console(管理画面)も同様です。
・FileMaker Cloud は Claris が管理するサービスで、メンテナンスで自動的に最新版に更新されます。古いバージョンを選んで使い続けることはできません。
・FileMaker Pro を動かすパソコンの OS は「FileMaker と互換性のある OS 対応表」、FileMaker Go を使う iPad は「FileMaker に最適な iPad / iPad mini」を参照してください。



チームで運用するときの注意

・サーバーを先に上げる:新しい FileMaker Pro / Go は、古い Server に接続できないことがあります。②の表で、サーバーが対応しているクライアントのバージョンを確認してから上げてください。
・サーバー OS とセットで確認する:Server を上げると、サーバー機の OS も上げる必要が出ることがあります(例:Server 26 は Windows Server 2019 に非対応)。
・OS のメジャーアップデートは公式の対応を待つ:新しい macOS や Windows Server が出ても、Claris の対応表に載るまでは上げない方が安全です。
・Cloud は自動で最新版になる:Cloud 側が上がると古い Pro / Go が接続できなくなるため、チーム全員のクライアントを早めに更新しておくのが安心です。
・メンバーの端末をそろえる:Pro / Go のバージョンや WebDirect のブラウザがメンバーごとにバラバラだと、つながらない人が出やすくなります。

※ 上記は公式発表のもので、記載がなくても実際には動作する組み合わせもあるようです。

<関連ページ>
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