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クラウドツールとFileMakerの決定的な違いはなにか

最近のトレンドとも言えるクラウドツールと、FileMaker(ファイルメーカー)の違いって分かりますか?今回はそのことについて書いてみたいと思います。

投稿内容:「クラウドツールとFileMakerの決定的な違いについて考察する」


さて、インターネットが必須の時代になっていますが、便利なことはどんどん増えています。

その一つにクラウドツールがあるかと思います。

昨今では kintone (キントーン) や HubSpot (ハブスポット) などが人気かと思いますが、インターネットにさえ繋がっていれば家でもオフィスでもカフェでも、どこからでもアクセスでき、仕事もできます。

JBI では FileMaker を主に取り扱っていますが、他のサービスとの違いを明確にしておきたということもあって、今回書いてみることにしました。




結論から言っちゃうと


いろんな考察はあると思うのですが、僕が考える「クラウドツールと FileMaker の決定的な違い」は、何かと言うとズバリ、




実体があるかどうか




ではないかと思っています。



つまり、クラウドツールには実体が無くFileMaker には実体が有る、という違いがあると考えています。



実体というのは、人間が目で見て存在が分かるかどうか、と考えて頂ければと思います。

どういうことかイマイチ分かりづらいので、具体的に見ていきたいと思います。




クラウドツールの場合


まずは○ントーンとかKin○oneとかKintoneを見ていきましょう^_^




案件管理はこんな感じの画面になっています。

インターネットに繋がれば、パソコンやスマホなどのブラウザでこのような画面を自分でも作れるのですごく便利だと思います。



編集画面はこんな感じのようです。



ドラッグで配置することが出来るので直感的ですね。



○ールスフォースやSalesf○rceやSalesforceの場合はどうでしょうか^_^;





Kintoneと同じくインターネットが繋がってさえいれば、パソコンやスマホなどのブラウザで見ることが出来ます。

編集もブラウザで出来ることを考えればKintoneと同じような感じかな?と思います。




どちらも実際にちゃんと使ったことはないので正確には言えないのですが、どちらも直感的に項目も作れて、必要十分な機能が整っていると思います。(簡単なデータ管理なら、という注釈付きですが)




ではこれらの実体はどこにあるでしょうか?

実体は無いです。

画面こそ目では見れますが、すべてはクラウドサーバーの中にあって、KintoneやSalesforceから「これです」と見せてもらえるものはありません。(どう言っていいか難しいですが)

「ログインして下さい」と言われるだけです。

この辺は、次の FileMaker の実体について読んで頂くと「あぁ、なるほど」と思ってもらえるかもしれません。



FileMakerの場合


では FileMaker の場合です。

FileMaker の実体は、これですね。





(※ バージョン 18 の時のアイコンです)






C:\Users\user\Desktop\連絡先.fmp12





目でファイルを見ることが出来ます。

FileMaker Serverを使う場合でも、サーバー上の決められたフォルダにファイルを置きますので、存在を”見る”ことは出来ます。




これがクラウドツールには無くて、FileMaker には有る、実体というやつだと思っています。

もっと端的に言えば、クラウドツールはインターネットに繋がっていないと何も出来ない、FileMaker はインターネットに繋がっていないとしても工夫次第で何とかなる、という違いがあると言えます。


結局どちらがいいのか


目的に合った方を選んでください♪

と言うしかありませんよね(^_^;)

ケースバイケースで最適な方法を選択することです。



クラウドツールの場合は、

  • 実体を管理したくない。(楽ちん感)
  • フォーマット的で良いので手っ取り早く始めたい。
  • とにかく簡単にインターネットで共有したい。

こういったニーズに応えてくれるのではないでしょうか。

実体を管理したくない、というのはオフィスビルで例えて言えば、電気が切れただのトイレが詰まっただのゴミを捨てるだの電気工事だの環境の部分のすべてを、管理業者に委託してしまう、という感じでしょうか。

もちろん、インターネットに繋がっている必要がある、という特徴があります。



FileMakerの場合は、

  • 実体の存在を認識していたい。(自分でさわれる安心感)
  • フォーマット的ではなく細かなオリジナル仕様で運用したい。
  • 費用を極力抑えながら必要十分な共有をしたい。(結果的に割安)

こういったニーズに向いているのではないでしょうか。

実体の存在を認識していたい、というのを同じくオフィスビルで例えて言えば、環境の部分もすべて自分たちで管理するということになります。(そのうちの一部をベンダーさんに任せる選択も出てきます)

このように実態がある FileMaker はオフラインの環境でも工夫次第で運用が可能になっています。オフライン、オンラインどちらも選択できるのは強みですね。




参考とまとめ


興味深い資料を載せておきます。

FileMaker と Kintone と Salesforce の、Google 検索トレンドの比較画像です。




青がFileMaker、赤がKintone、黄がSalesforceで、2004年からの推移です。


FileMakerが右肩下がりで世間からの関心が遠ざかっているのが分かります。

逆にSalesforceの勢いがよくわかります。さすがですね。

Kintoneもジワジワ上昇トレンドを描いています。




このグラフからも分かる通り、FileMaker業界は正念場を迎えているようです。


  • 機能充実が先行しすぎて、初心者には正直わかりづらい。
  • その割には初期導入時のコストが高い。(但し最終的には割安になる)


こういった課題を抱えていると僕は感じています。

他のクラウドツールはこれらの問題をクリアしているので、上のようなグラフになっているのだと思います。



FileMaker も企業体である以上、ユーザーを増やすべく今後はそれらの問題解決に向けて仕掛けていくのだろうと思います。

ただそれにはまだ時間がかかるでしょう。

もっと気軽に(1年位は低額で出来る等)、もっとシンプルに制作できるようになるまでは、僕のほうで最大限サポートできればと思っています。

あなたと僕と FileMaker と、win-win-winであるように!




Windowsサーバーをクラウド上に持てる!?こちらの記事をご覧ください。>




この記事がなにかの参考になれば幸いです。



今日も良い一日を♪








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