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「そこまでしているんですか?」と驚かれる、対面サポートの事細かな内部フィードバック

今回は内部的な機密事項(?)めいたことを書いてみようと思います。
読み返してみると、改めて気が引き締まる思いになります。


Index
  • 昨今の状況
  • 事細かな内部フィードバックが信頼へと繋がる
  • 内部フィードバックを行う理由
  • こんなフィードバックが役に立った
  • まとめ


余談:「菌活」と呼ぶのかは分かりませんが、椎茸の粉末を買って味噌汁などに入れて食べてみています。確かに、なんとなく腸の調子が良くなったような気がします。

昨今の状況


様々な業界の企業・店舗さまからファイルメーカー ( FileMaker ) による業務システム自作のご相談を頂きます。
業務が複雑化する中、エクセルやパッケージツールに限界を感じることが多くなっているようです。

JBI では、お客様の状況に合わせて対面での個別サポートをしています。
現地では東京近郊になりますが、オンラインでは全国に対応しています。

どんな業種でも

小売店、整骨院、スクール、製造業、サービス業、飲食店、工務店、などなど。
ファイルメーカー ( FileMaker ) はカスタムの幅が半端なく広いです。
どんな業種でも工夫次第でぴったりマッチさせることができ、大きなアドバンテージになります。


事細かな内部フィードバックが信頼へと繋がる

さて、対面サポートで大切にしていることについてです。
それが毎回の終了後に行う個人的なフィードバック記録です。
次のような内容を毎回記録しておき、次回の準備に活かします。

・今回の進行内容
・うまくいった点
・改善が必要な点
・次回の予定や課題


「そこまでしているの!?」と驚かれたことも

この内部フィードバックのことをお客様にお話しする機会がありました。
すると、「えっ、そこまでしてるんですか!?」と驚かれたことがあります。

・お客様にマッチさせて伝えれば、より早く正確に習得してもらえる。
・お教えする以上は、当然間違いがあってはいけない。

このような考えがあるため、内部フィードバックを重要視しています。


記録するのはもちろんファイルメーカー

毎回フィードバックを記録している画面はもちろんファイルメーカーです。
諸事情で一つのフィールド枠を大きく取って、そこに全て内容を書き込んでいます。
サポートが継続しているお客様の場合には数千行になることもあります。


フィードバックを記録しているファイルメーカーの画面。真ん中の大きな枠に書き込みます。




内部フィードバックを行う理由


サポートの質の向上

「あの伝え方は難しくてイメージしにくかったかもしれない」
といったように、反省点も記録しておきます。
そうすることで、
「次回は別の言い方で伝えてみよう」
「違う視点がないか、次回までに模索してみよう」
などと、よりお客様にマッチしたサポートの準備に役立ちます。


「忘れ」防止

人間ですから、どうしても忘れてしまいます。
1週間ならまだしも、2週間、3週間とサポートの期間があいてしまうと、もう大変です。
でも、この内部フィードバックのお蔭で、例えば次のようにご案内できるのです。

「前回は新規作成の機能を実装しましたね。
その時に出来なかった自動採番を今回やっていきましょう」



こんなフィードバックが役に立った

あくまで内部的な話しになり、膨大な記録のほんの一部だけですがご紹介します。
例えば次のようなことがサポートの質を高めることに役立ちました。


ファイルメーカーが全く分からない未経験の方のサポートで

(2021年3月のフィードバック抜粋)
「今回は表形式から入ってみた。そうすると、なんだかしっくりきた。データの追加などエクセルと比較しながら進めることが出来た。」
これはまだサポートの手順が定まっていない頃のものですね。
どうすればお客様に分かりやすくファイルメーカーの基礎を伝えることができるか。
それをずっと模索していることが伺えます。


リレーションで混乱していた方のサポートで

(2020年8月のフィードバック抜粋)
「このとき、「基点」という文言を発した。この基点の考え方はなかなか良い。クモの巣のリレーションは基点がどこにあるか分からないのが問題、と言うことができる。」
一所懸命お客様に解説していた時のことを記録したものです。
この記録が元で、のちの「ながにい式リレーション」の確立に繋がりました。
お蔭で今では、比較的スムーズにリレーションに取り組んでもらえるようになりました。



まとめ

対面サポートは、実は単なるレクチャーに留まりません。
制作の過程を通じて、業務の見直しや整理も同時に進むことがあります。
「ここはこうした方がスムーズになる」「この工程は重複しているから前の方に統合しよう」
そんなふうに、業務全体の流れがスマートになる場合があります。

「自ら業務をコントロールできる力」が得られる業務アプリ・ツールの自作。
オンラインでも大丈夫なのか、現地に来てもらえるか、日程や内容に関して、なんなりとお問合わせください。
「自社でできるかどうか、話を聞いてみたい」など、無料ヒアリングから始められます。

お問合せはこちら ▶




今日も良い一日を♪










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